イギリスからヘンなガイジン来たる

私の翻訳のパートナーのDannyがロンドンからやって来た。初めてのニッポンだ。１０代の頃からTaoism（道教）の思想に憧憬していたとか、愛読書はD.T.Suzukiとミシマだとかせっせとメールに書いてくる変なヤツだ。

イギリス人ってあんまり知らないし、どんな神経質なヤカラかと思ってたんだけどね。ふざけ方はアメリカ人みたいな、でも事あるごとにアメリカなんて大嫌いと叫ぶ、おちゃらけた兄さんだった。

ロンドンで買ったというジャパン・ガイドを飛行機の中で熟読したとかで、私を質問攻め。

「ニホンでは、ティーンエイジャーの女の子たちが年取った男を狙って売春するってホント？」
「電車の中で、男が女をハラスメントすることがよくあるの？」
「ヤクザに会ってみたいんだけど、どこに行けばいいのかな」
どんなガイド読んできたんだ？　それに、ニホンじゃあんまり英語が通じないんだから、声を潜めてナイショ話するみたいに聞かなくても大丈夫だから。

写真はダニー君のウニ初体験。結局ちょっと切れっ端をなめてみただけで食べなかったので、私がいただきました。

ダニー君の愛読書、鈴木大拙の著書はこちら。私は読んでないけど。
禅とは何か asin:404300401X:image　日本的霊性 asin:4003332318:image