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みどりの窓口で並んでたら、前のガイジンカップルが、東京の地図を見ながら真剣に話し合っている。助けてあげようかな…？と思いながら躊躇しているうちに、その人たちの番になった。英語、窓口で通じるのかな？と見ていたら…
ガイジン「ハーイ、ハワユー」（すんごいゆっくり、お辞儀しながら）
窓口の人「ハロー」（笑顔）
おー、窓口の人、余裕じゃんと思ったら
ガイジン「イケブクロ、トゥー　チケット　プリーズ　」だって。

イケブクロって、同じ山手線でぐるっと行けばいいだけじゃん。
券売機で買えばいいじゃん。

それなのに窓口の人は、「イエース」と大きくうなずいて、
マシンをガチャガチャと操作して、切符を２枚出してあげていた。
そして、電卓を叩いて見せて
「スリーハンドレッド、フォーティーエン！」
お支払いは、クレジットカード。
小銭くらい出せばいいのに、と思うだろうけど、ガイコクにきて小銭のどれがいくらかよくわからないのは、私も体験済み。その後は、何番線から乗るのかとか、何番目の駅で降りるのかとか、何分ぐらいかかるのかとか、質問攻め。窓口の人も駅をひとつひとつ数えながら、一生懸命答えていた。
すんごい時間がかかるお客達だったけど、面白かったので待たされたのは許す。

私の次の客もやっぱりガイコク人。その人は「ハネダエアポート」とちょっと難しいことを言う。（乗換えが必要だからね）　そしたら、窓口の人わざわざ出てきて、一緒に路線図見ながら切符を買わせて、ちゃんと道順も教えてた。みどりの窓口っていつの間にかガイコクの観光地のインフォみたいになってたのね。

私も無事にNEXのチケットが買えた。さーていよいよ香港だ！