でも年がばれるから歌わないー

超くせっ毛の私に、美容院のお兄さんが電動ヘアブラシをすすめる。こういうくせっ毛にはホントにいいんだよー、使ってみたら?と。持ってきてくれたそのヘアブラシの商品パンフレットでは、A・チャンさんが満面の笑み。16ページ立てのパンフは、A・チャンさんが一人でにっかリ笑ったり、そのブラシを開発した会社の社長と2ショットしてたりで、なんか怪しい雰囲気。A・チャンさんの事は私は知っているけど、歌えと言われれば歌えるけど。このブラシのターゲットの何%がMs.チャンのことを知っていて、親近感を持つのか…? いったい何でこの人がこの商品の広告に選ばれたのか…? 私はそのパンフのうさん臭さに気おされて、そのブラシを買おうという気にはならなかった。

それが、しばらくたって日経新聞を見ていたら、このブラシとその会社の社長が紹介されているではないか。日経トレンディヒット商品番付にも選ばれたと書いてある。ならばホンモノかもしれないな、とやっと納得できて、私はECサイトでそのブラシを検索して、即購入した。

届いたその電動ヘアブラシは、私のくせっ毛にはなかなかの効果。もう高いストレートパーマをかけなくても、一生過ごせるかも、なんて思わせてくれるほどだ。(雨の日以外はね)
それにしてもこの電動ブラシ、ヘタな広告で損してるよねー。効果も実感してますので、私に広告やらしていただけないでしょうか。今より100倍ましなの作ります。でもきっと、A・チャンさんを自社製品の広告に使うってのが、その創業社長の若い頃からの夢だったとかするんだろうなー。それがA・チャンさんはとっくに古びてしまった今になってやっと実現、と。私にはそういうStory読めますけど、消費者にはわかりませんって。

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不思議なヘアブラシTRUE(トゥルー)