絽の羽織大活躍。ちょっと裄短いけど

谷崎潤一郎の額がかかった寿司屋やら、神戸で一番の(高い)中華やら、神戸ビーフステーキ屋やら、たこライン(マジなネーミングらしい)の発着所が一望できるイタリアンやら、同伴すし屋とおばちゃんがじゅーじゅー焼いてくれるお好み焼き屋さんをはしごしたりやら、相変わらず食べることが唯一の目的である旅行を、着物で通してきた。
ちょっと暑かった時もあるけど、さすがに海ぎわから異人館通りまで、滑りやすい畳表のゾーリで歩いて登った時は疲れたけど、別に着物着てるからってどうってことなかったと思うけどね。レオタード着て歩いてるわけじゃないし。
ホテルの朝ごはんを食べに行くのに着物で行ったときは、さすがにじろじろ見られた気がする。朝起きてすぐ襦袢着て着物着て半幅にせよ帯〆るのは、ちょっと面倒くさかったりもした。でもさ、これしか着るもの持ってこなかったんだもの。しょうがないじゃないのよ、ねえ。
次の旅行は朝ごはん用には甚平でも着るかな。浴衣一枚をはらりと着るのもいいかもしれない。洋服と着物を両方持つのは、履物から下着から別に揃えなくてはならないので大変なのだよ。何かいい知恵ないかなー。