私は持ってない色留訪問着の比率高し

三味線の師匠が国立劇場で踊りの会の伴奏をするからと招待してくれたので、三味線クラスメートたちとお出かけ。一人は美容院にわざわざ行って、一人は昔着てたのを思い出しながら、着物で来てくれた。しめしめ、着物友達がまた増えたと嬉しかったよーん。

踊りの会だったからか、観客は私たち以外にも着物の人が多くて、歌舞伎座よりもずっと着物率高し。踊りの衣装はさすがにキレイだし、いい目の保養になった。

国立劇場歌舞伎座みたいにレストランがあちこちにあるし、日本画や役者絵がたくさん飾ってあるし、出し物は落語に文楽、初心者向け歌舞伎講座と盛りだくさん。
木綿や紬の着物で居酒屋行くだけじゃなくて、柔らか物でこういう所に来るのも教養高くていいなー、時々スケジュールチェックして、たびたび来るぞーなんて(その時は)思ったりして。

三味線クラスメートたちも、最近はお稽古に着物で来たりして、着物着ることを楽しんでる様子。着物も着付けもばっちりキメる着付け教室クラスメートたちと違って、着方がある意味自然流なのがいい。本来着物ってこういうものだよなー、と私も最近帯が多少曲がろうがあんまり気にしなくなってきたよ。

だって、その踊りの会で表彰されていた人間国宝の先生ですら、思いっきりお太鼓が曲がってたもんね。踊りは門外漢だから、そんなとこばっか見てたよ。