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読書に夢中で出てきた画拝借

ずっと買い置きしていた和宮様御留を読んだらもう面白くって、すぐに篤姫の上下に取り掛かって、合計三冊一気読みしてしまった。
和宮様御留は、徳川家に嫁いだ公家のお姫様は偽者だったという話なんだけど、ずうっと昔にテレビで見たことがある。和宮の身代わりになって、狂い死にしちゃう下女の役を大竹しのぶがやっていて、あまりに演技が上手で演出が強烈だったので、20年位前に見たはずなんだけど、ものすごくよく覚えているのだ。
有吉佐和子作の原作は、登場人物が江戸時代の公家言葉で喋るので、最初は慣れなくて読みづらかったけど、あっという間に夢中になって、読み終わっちゃったのが悔しくて、宮尾登美子版篤姫にすぐかかっている。
篤姫に出てくる和宮は「本物」って扱いになっているけれど、和宮が偽者だったという話は、有吉佐和子のあとがきでは、本当なんだ!と思わせるよ。その他にも、家定も家茂も毒殺だったとか(これは篤姫の原作から)、うーん、歴史ドラマってけっこう面白い! 歴史物に興味を持つのは年寄りの証拠と思っているけれど、とうとう私にも来たか!?って感じだけどね。