全部の爪にやったら上手に弾けるかな

今度の曲鞍馬山は、棹を押さえる左手をずいーっと動かしながら、チチチンチンチンチンチンチン、と弾く箇所があって、スリアガリという。
剣の修行をしている牛若丸のところに天狗が出てきて…というストーリーらしいのだけど(歌詞を読んでもよくわからない)、唄にあわせて三味線も歌う感じで弾くのが、かっこよくもあり難しくもあり。このチチチンチンチンは、先生が弾くとすんごくかっこいいのに、私がやるともう絶望的にカッコ悪い。何度もやっているうちに指がイテテ…となって見たら、ナント左手の薬指の爪が(この指で押さえてスリアガリをやる)、上から3分の1くらいのところで、ぱっくり横から裂けているじゃないの。ギャー、痛いわけだ。

痛くて仕方が無いので、ちっとも使わずにしまいこんでいた付け爪を、薬指だけアロンアルファで貼り付けてみた。ガードにもなるし、ちょっとお洒落だし(たぶん)、なかなか良い。ただ、お風呂も家事も平気なのに、三味線を弾いていると取れてしまう。んで、また貼り付けている。