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Londonのももえさんのために菊爺の近況を。って、爺さんただ牢屋で悶々としてるだけだけど。
その悶々さ加減にすっかりはまって、最近は新聞を取って来て読むのが楽しみになってしまった。今までの脱力のヌレバシーンの数々は、全部この獄中モンモンの伏線だったのかしら。渡辺淳一大先生に見事やられたってこと？　
菊爺さんにとっては刑事も弁護士も「男と女のことをわかっている、いない」で判断されてしまう別世界の人たち。（菊爺、統合失調症？とか、菊治が言う男と女のことって…？とか、突っ込みどころはいっぱいあるんだけど。）　きっとそのうち盗聴テープが法廷に出されて、菊治が無罪になるのか知らないけど、こっちは描写されもしないであろう冬香のだんなさんや子供たちのことをつい想像しちゃって、読んでていたたまれない気持ちになるんだろうなあ。ああ、気分わるー。

獄中の描写ならこのマンガ、「刑務所の中」 asin:4883790657刑務所の中」 asin:4883790657が秀逸。
プリズン・ガール―アメリカ女子刑務所での22か月 も興味あるんだけど、まだ手に入れてない。