98%より50%を選ぶんだそうで。

電話はだんなさんからだったそうです。

突然入ってきた強盗に、オフィスに一人でいた女の人が床に押し倒されたり口や手をテープで縛られそうになりながらも、デスクの電話が偶然鳴ったので、強盗が逃げ出して助かったという場面のテープが、昨日CNNで繰り返し流れた↓
http://cbs5.com/watercooler/local_story_010135010.html
今日もまたそのテープが出てきたので、またかと思ったら、今度はCrime Prevention Consultantという人が、ご解説。そんな目にあったら怯えてすくんじゃって、無抵抗になりそうだけど、その女の人が、身体をくねらせて抵抗したり、ずっと喋り続けて相手を説得したりしたのが良かったのだ、と分析していた。確かにずいぶん長いこと抵抗していて、だから電話も鳴り出したって感じ。
次にアメリカで一番強盗が多く出現するという駐車場に場所を移して、強盗から逃れる方法をコンサルタント。とにかく、車の中に引きずり込まれたら、98%の人が生きておうちには帰れなくなるんだそうで。暴れるとか、ゴミ箱にしがみつくとか、何とかして抵抗するようにとのご指導だった。「人を車に乗せるのはカンタンだけど、人とゴミ箱を一緒に車に入れるのは大変でしょ?」って、まあそうだけどね。
「強盗が銃を持っていたら、抵抗できませんよね?」とキャスターが聞いても、コンサルタントは「とにかく逃げろ」とのご指導。弾が当たる確率は統計的に50%だけど、車に乗せられたら98%が死んでしまう。どっちがマシか、よーく考えてみよう、だって。