はじめての確定申告

こんなに優しくもなかったな>私には

去年アメリカから帰ってきてからは、フリーランスで仕事をしているので、確定申告に行った。去年は半分しか日本にいなかったし、支払いは今年になってからされる分も多くて、たいした額じゃないしカンタンだーと思っていたらどっこい。去年の請求分は全部去年の収入に入れなきゃいけないんだそうで。そうなると、経費とか控除とか盛り込んでおいたほうがいいものがたくさん出てきて、2週末をかかりきりで確定申告に費やす大変な作業になってしまった。

こんなんでいいのかなーと恐る恐る出しに行ったら、収入額の理由を聞かれることもなく、経費の内訳を追求されることもなく、はんこをポンポンと押して、はい受領。どんな内容でも、形式さえ揃っていれば一旦受け取って、忘れた頃に呼び出しがあるらしいんだけどね。

申告書には屋号と職業を書く欄がある。その場にいた青色申告相談員に聞いたらなんとでも書いていいと言う。なので屋号はG.L.A.と書いて職業はコンサルタント。(笑) 超怪しいけど、それで銀行口座も作りに行った。銀行ではおじさんが奥から出てきて「どういうお仕事か、具体的にお聞かせいただけますか?」と慇懃無礼にご質問。でも説明したらちゃんと屋号名義の口座を開いてくれたよ。(しかも0円で) 屋号が入った代表名義の通帳を持つと、なんだか独立したぞって感じで気分がいい。

今までずうっとサラリーマンだったから、その身分じゃなくなったんだな、と思うと違う自分になったみたいだ。特に違うのは、入ったお金は貯めたりすると、その分税金で取られてしまうから、どんどん使っちゃえ!っていう気分になるってことかな。

というわけで、多少事業投資(!?)をしつつ、ただ今事業展開中。来年はもっとたくさん申告したいものだ。