私が着ると肺病病みの遊女のようになる

ガハガハ系のMちゃんが、着物姿の写真を自分のブログにアップしている。着物のイメージなんてこれっぽっちもなかったので聞いたら、無料の着付け教室に行ったのだそうで。
http://www.wasou.com/

日本に来たガイジンBuddiesに会うときに、着物着てったら受けるナーと常々思っている私。だいたい、日本文化を英語で紹介しますなんて言っていて、着物のひとつも着られないのでは、ちと恥ずかしい。
なので私も申し込んで、第1回目に行ってみた。市場は衰退の一途の着物の着付け教室なんて、ガラガラなのかなと思っていたら、抽選に何度も外れて今回やっと参加できたという人もいて満員。しかもみんなたくさん着物を持っていて、普段は美容院で着せ付けてもらうけど、自分で着られるようになりたいという、着物持ち揃い。洋服にさえ無頓着な私なのに、和服を着ることに夢中になれるんだろうか…? とだいぶ引け目を感じる。教室は無料といいつつも、着物小物は色々持って行かねばならず、着物は自前で準備せねばならず、一から揃えようと思ったらけっこうな出費になる。
一番のネックは、毎週必ず出席しなければならないこと。曜日振り替えの自由もなく、一週欠席したら絶対について来れなくなるとおどされて、早くも落ちこぼれ気分。

どうしようかなー、辞退しちゃおうかしらとうじうじ悩みながらも、おばあちゃんに着付けを習おうとして挫折したことを思い出す。おばあちゃん(元着付け師)はもうカラダが効かないので着付けはできないけれど、私が着物を着て会いに行ったら、きっと驚き喜ぶはず。
おばあちゃんの笑顔を励みに、ここはいっちょ一念発起、トライしてみようかな。