←買えてないけど。

手に入れても家で練習するかは別問題

最近三味線教室に行っている私。荒城の月もうさぎも卒業して、今は長唄の初歩、末広狩の最初のところに取り組んでいる。
三味線は持っていないので、お教室にあるのを借りているんだけど、行く度に自分のが欲しいなーと思って、マイ三味線を持っているクラスメートたちを羨ましく見ている。みんな、家にあったのを使っていたり、先生経由で買ったりしているとのこと。
練習用のお手ごろ三味線を先生から買えば3万円だと聞いて、すかさず私はオークションをチェック。あるわあるわ、500円から数十万円のものまで、いろいろ出ている。うっかり安いからと買うと、弾けないぐらい棹が減っていたり、皮が破れていて張替えに2万〜3万円かかったりするので、気をつけなくっちゃいけない。
しばらく様子見をしていたら、なかなか良さそうな細棹三味線をずらりと出品している所がある。プロフィールを見ると、都内の津軽三味線のお店ではないか。電話をかけて聞いてみたら、たまたまある長唄のお師匠さんから頼まれて出したけれど、いつも扱っているわけではないし、どれもいい三味線だから絶対お得ですよー、と言う。
そんな言葉を聞いてわくわくしたけれども、出品データをよく見ると、オークションの終了日時が、前から決まっていた飲み会と重なっている。しかもいかにも宴たけなわ!っていう時間…。
宴会は断れないし(断りたくないし)、三味線は欲しい。しょーがないから、失礼覚悟でやりましたよ。飲みの席での携帯オークション入札。PCだと終了時間の10秒前に入札して、相手の隙をついた(つもり)で落としたりしてたんだけど、携帯はどうも勝手が違う。金額を入れるのもパスワードも入れるのもボタンと画面が小さくてイライラ。携帯の反応が遅くて、うまく入らなかったりして。結局目をつけていた3本の三味線を全部逃してしまった。
宴会も愚痴ばっかりで盛り上がらなかったし、なんでこんな日にしたかなーと私は幹事のお兄さんを逆恨み、したい気持ちは抑えて今日もオークションがんばったけどまたダメだったよ。トホホ。三味線、ほしいよおおおおー。(オークションで三味線を競り上げながら書いたので、えらく長くなってしまった…)