桐の台にしぶく縞の茶の鼻緒

Gが今日は創立記念日半ドンだという。そういう時は行くしかないでしょ、浅草の長谷川商店に。平日のみ5時までの営業という、まるでドイツの商店のような下駄屋さんだ。
最近暑くなってきて、Gが休日はぺらぺらのゴムゾーリでどこにでも出かけてしまうので、そんなゾーリ履くくらいなら、いい下駄履けばいいじゃない。と購入をお勧めしたのだ。
長谷川商店で色々相談しながら台を選んで、鼻緒を選んで、足にあわせてすげて貰っているうちにすっかり気に入ったらしく、履いて帰ろうかなーとまで言い出した。どうぞどうぞ、上はスーツだけど、ま、いいじゃない。
というわけで、寅さんの出来損ないみたいな格好で、スーツ+下駄で浅草から帰ってきた。乗り換えの地下鉄の駅で記念写真。周りのサラリーマンの人たちは、みんな疲れているらしく、特に注目を集めるということも無かった(と思う)よ。
いつもの通勤も下駄にしたら? 水虫の人には特にいいかも。