本番なのでみんな着物で壮観だった

三味線の発表会に、朝から大騒ぎして江戸小紋着て、楽器模様の帯〆て行きましたとも。演奏自体は10分くらいで終わっちゃったし、私は特別難しい曲も弾かなかったので、うまくできたかどうかは別にして、そう大変ではなかったんだけど…。
その後の打ち上げと称した飲み会が久々にすごかった!
三味線の師匠や助手の皆さんが、まーよく飲むこと。注いで下さること。落語の会の時にも一門でむちゃくちゃ飲む話を聞いて笑ったけれど、三味線一門だって負けちゃいない。日本の古典芸能に携わる人たちって、これが伝統なのかしら。
なかなかお稽古には来てくれない師匠とか、普段のお稽古ではクールビューティーという感じで、あんまり冗談も言ったりしない一番助手のお姉さまとか、某芸大の邦楽科の学生さんたちとか、三味線で身を立てている、立てていこうとしている人たちのお話は面白かった。芸道一本、何か持っている人たちってとってもステキだったな。と書きたい所なんだけど、実はあんまり酔っ払いすぎて、どんな話をしたかよく覚えていない…。
ヘロヘロになって帰ってきて、そのまま床に転がって寝てしまったのなんて、20年ぶりくらいかもしれない。Gはよくこうなって、私は気にして毛布かけてあげたりするけれど、それすらも無く、床が痛くて目覚めて自力で起き上がって何とか布団に入った。
それでも寝転がる前に着物と帯はちゃんと解いて着物ハンガーにきちんとかけていたから偉い! 今朝びくびくしながら見たけど、汚れやしみも付いていなかったよ。ほっ。
次は忘年会だって。楽しみだー。その前にもう一曲くらい弾けるようにならなくっては。