20人も入ればいっぱいのお店

三味線教室の師匠や助手さんたちの、新宿荒木町の料亭&バー柳庵のステージを見に行った。先月の発表会の後の飲み会で仲良くなったもうひとつのお教室の人たちと宴会して、その後その舞台のあるバーへとなだれ込む。
舞台は写真のような雅な雰囲気で、曲の解説や語りも入って、15分くらいのステージを2回。ミュージックチャージは1500円だった。これはなかなかお得では?
先生たちは黒紋付に男性は袴。女性はおぐしもちゃんとセットして、すごくキレイ。こんな小さな演奏会に出るためにもわざわざ美容院に行ってセットするんだそうだから、女性演奏家は必要経費とはいえ物入りで大変だ。かもじ入りで寝て3日もたせる時もあるんだそうで、笑っちゃったけど、なかなかすごいテクニックだ。

ステージが終わったら先生たちも席に混じって、またワイワイ。三味線が高い所に座って、笛やお囃子が下なのは、昔決まった楽器の格によるんだとか、笛が何本も用意されているのは、その日の三味線の状態によって変わる音程に合わるためなんだとか聞いた。

荒木町は初めて行ったけど、もと遊郭だったそうで、くねくねの小道の両側にはそれらしい雰囲気の飲み屋と新しいお店が入り混じって並ぶ。お散歩するにもちょい邦楽をエンジョイするにもなかなかいい雰囲気のところだったよ。