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ミカンでもないし、耳掃除でもないし

ジムで履いているトレーニングパンツのゴムが伸びてゆるゆるになっている。ジムでパンツが落ちそうになるたびに、ああゴム替えなくっちゃー、と思うんだけど、帰ったらすぐに洗濯機に突っ込んで忘れてしまう。
ジムのマットの上でストレッチをしながら、ああ、ゴムが伸びているせいでパンツが落ちてヘソが見えているー、今日こそは忘れないぞ!と私は決意する。ヘソ出状態のまま屈伸したりすると、お腹の肉がぶにゅーとなっているのが見えて、我が腹ながらうんざりだ。通りすがりにこれを目にした人には何とメイワクか。
もうひとつマットの上で思いついた、しなくてはならないことと併せて、「ゴミ」と覚えておけばいいのだ。「ゴム入れのゴ」と「ミ」だ。「ゴミ、ゴミ、ゴミ」と唱えながらジャグジーに入り、シャワーを浴びて、着替えている時も「ゴミ、ゴミ、ゴミ」。帰り道でも「ゴミ、ゴミ、ゴミ」。
おかげで家に帰って洗濯する前に、トレーニングパンツにゴムを入れることは出来たんだけど、「ミ」が何だったか思い出せない。
「ミ」って、何がしたかったんだろう…、自分。