また懲りもせず無料の着付け教室に通っている。数回シリーズのうち1-2回、帯や着物の問屋さんに連れて行かれて囲みセールスをされるあれだ。
先週がそのセミナーの日だったんだけど、朝プリンターがぶっ壊れて書き上げる予定だったレポートができなかった。セミナーにはとりあえず駆けつけて、担当の社員さんにちょっと早めに失礼したいと言ったら、キッと振り返って「最後までいていただきたいのですけれど!」といったその顔の怖かったこと。今まで生きていた中で一番と言ってもいいほどだった。
でも何とか抜けることができて、今日またお教室があったので先週どれくらい買ったのかみんなに聞いてみた。なんと、8人全員が買いものしたと言うのだ! でも後でクーリングオフしたという人も2人いた。
今日は「着物に合う髪型」の日だった。一人ひとり美容師さんに似合う髪型を作ってもらう。(1500円のお支払い) もともと私の髪は短いし、アップにしてもらえるようなロングの人と一緒の1500円は不公平だなーと思っていたんだけどね。美容師さんにやってもらう順番が読み上げられているのを聞いてびっくり。
先週のお買い上げ金額順になっているのだ!
帯と着物を買った3人が最初。(推定消費金額60-70万/人)  帯と帯締めを買った人がその次、 その次が帯だけ買った人、そして帯はクーリングオフはしたけど、帯締め代は払う人、それから全部クーリングオフした人、最後が途中で逃げた私…。
私のヘアなんて、ものの5分で済んだよ。んで1500円(ま、いいけど 15万円じゃないし)。
そして見てしまったのだ。社員さんが持っていた写真付きの出席者の名簿を。○がついている人と△がついている人がいて、私は×だった…。いいけどね、金額が多い順に呼ばれるのくらい。向こうだって商売だから客じゃない人は後回し、当然だよね。でも×はショックだった。あーあ、落伍者か…。
着物好きなんだけど、着物業界には悲しくなるなあ。あの写真付きの名簿、どこに出回るんだろうか。私にはずっとバツ印が付いたまんまなのかな…。