こちらは本物。胡弓を弾く玉三郎さま

某呉服屋さんでとってもステキな江戸小紋を見つけたんだけど、お値段もそこそこで、色も渋くて、いかにも江戸のおしゃれっぽい感じがよかったんだけど、「せっかく作っても着る機会も無いし…」と自分に言い聞かせて、とりあえずお店を出たまでは良かったんだけどね。

思いついちゃったのだ。着る機会を! そう。来月の三味線の発表会。ネットオークションで安く落とした、和楽器の柄の塩瀬の帯をあの江戸小紋に〆たら、三味線の発表会にぴったりじゃない!? これって、すごく粋じゃない!?

そのまますぐにお店に電話をして、1ヶ月足らずで仕立てが可能か聞いたらOKだというではないか。飲みかけの紹興酒もほっぽり出して(いつもならお酒を残すなんて、絶対にしない。)お店に走って戻り、採寸してもらって、注文してしまった。へへへー。

三味線は、はじめたばっかりのほんの初心者で、その他大勢パートをちょこっとしか弾かないのに。なんという見掛け倒しの大衣装なこと。江戸小紋を笑われないように、練習しなくっちゃ…。