自分で触ってもよくわからないのだ

もう2ヶ月近く前だけど、酔っ払って階段を踏み外して、足の裏が内側後方を向くような形で捻って、足の甲で着地したことがあった。
その時は痛かったけどちゃんと歩けたし(酔った勢いだったのか?)、走っても平気だし(根性ありすぎだったのか)、なんでもないと思っていたんだけど、ヨガの座禅だけは痛くて出来ない。そのうち治るだろうと思っていたけれどちっとも良くならないので、マッサージの先生に聞いてみたら、どれどれと足を触ってくれて、「こっち、靭帯が無いよ」と言われた。
中で切れてるか、うーんと細長く伸びちゃってるかしてるという。
どひえーーーーー、無いってどういうこと!?


でも、この靭帯って無くても他の筋肉や靭帯が動きを補ってくれるので、同じように捻る動き以外はしても構わないんだって。プロのスポーツ選手なら他から腱を持ってきてつないだりするけど、日常生活は大丈夫だからって。
そう言われてだいぶ安心したけど、急に足が痛く重く感じられたりして。靭帯はただ伸びちゃってるだけなのか、切れちゃったのかは不明。そんなに腫れた記憶もないし、内出血した覚えもないんだけど…。階段から落ちた1月半ばの頃なんて寒くて寒くて、靴下を何重にも履いていて、足なんて見なかったしなあ。


永久歯が欠けちゃった時も、視力が落ちて近眼になった時も、白髪が生えてきた時も、ああ、これはもう元に戻らないんだなあと思ったけれど、そこに靭帯損失まで加わるとはね。
やがて生殖器が働かくなって、歯が抜け、骨がスカスカになっていくんだろう。老いて死ぬまでこうやって、カラダのどこかを一つ一つ失っていくんだなあ。