なセックススキャンダルやら、薬やら…。

しかもこんなに大勢…

オバマvsクリントン一色でつまんなかったアメリカのニュースが、前ニューヨーク州知事の買春発覚&辞任ではじまった一連のセックススキャンダル暴露大会で大騒ぎ。
繰り上がった新ニューヨーク州知事はアメリカで3番めの黒人知事で、初の盲目の知事だそうで。最初は美談っぽい扱いだったのに、自分でぺらぺら浮気したことがあるとか、それは奥さんの浮気に嫉妬してやけくそになったからだとか告白し出している。
暴露される前に自分でオープンにしておけば、ばれた時のダメージはましになると計算しているのかも知れないけど、今度は大麻やコカインもやったことあるよとインタビューで答えていて、何なんでしょう。もう私はニューヨーク市民じゃないけど「Just go back to work, いいから仕事に戻れば」と言いたくなっちゃうよね。


こういう政治家の告白、謝罪インタビューには必ず奥さんが出てきて横に立っているのがアメリカの慣わしみたいだ。買春をした前知事の奥さんも、浮気したから浮気し返したとダンナに言われちゃった現知事の奥さんも、インタビューに同席して(ニコニコとは言わないけれど)平気な風な顔をしてだんなと一緒にいる。
でも数年前にI am ゲイ アメリカンと認めて大騒ぎになった時に手をつないでインタビューに出てきた前ニュージャージー知事の奥さんは、その後暴露本を書いて離婚訴訟を起こしているそうだ。(ま、当然だよね。当時はこの奥さんよく平静を装っているなと思ったものだけど。)だから、みんなそのうち本を書いて慰謝料がっぽり貰うのでしょう。
一連の騒ぎの特集で元祖はこの人と必ず蒸し返されるのはヒラリー・クリントンさんだ。彼女はその後の回想録でこう言っているそうで↓ ヒラリーさんはハガネの女と言われているけど、世界屈指のゴーストライターが書いたのかもしれないけど、やっぱりぐっときますね。
"As his wife, I wanted to wring Bill's neck. But he was not only my husband, he was also my president, and I thought that, in spite of everything, Bill led America and the world in a way that I continued to support."