ちょろっと芽が出てるごはん。美味!

高校生のころから丸元淑生さんの書く独特の栄養理論に基づいた料理エッセイが好きで、料理もしないのにせっせとスクラップしていた。結婚してからはずらりと丸元レシピ本をそろえて、Gをはめて作ってもらったり。
暮らしの設計シリーズから出ていたレシピ本はとっくに廃版になっていて、我が家のもボロボロで、ページがばらばらになたりしてるんだけど、久しぶりにめくっていたら発芽玄米を栽培して作る方法を紹介しているページに行き当たって、発芽玄米って今の流行じゃない!?とやりはじめた。
玄米を12時間水につけてざるにあけ、あとは12時間ごとに水で洗う(丸元語だとリンスする)だけ。1-2日も続ければ、玄米からちょろっと芽が出てくる。それをそのまま炊けば、(ほぼ)100%発芽玄米ご飯のできあがり。いつもの玄米ご飯より確かに柔らかくておいしい気がする!
十何年もこの本を持ち、何年も玄米食をしていたのに、なんでやらなかったかなー、発芽玄米栽培。12時間ごとに水につけたり、すすいだりするのが面倒といえば面倒だけど、玄米から芽がだんだん出てくるところを見るのは面白くて、炊いちゃうのが悪いくらい。
飽きっぽい性根と、おばあちゃんから譲り受けた園芸オタクの血と、どっちが勝って、どれくらい続くだろうか、この発芽玄米栽培。

ところで、私(たち)の食の基本思想を作ってくれた丸元淑生先生ですが、ナント今年の3月に食道がんで亡くなっていた。
色々ケンサクしていたら超グルメのさとなお氏も丸元信者だったことが判明。えらい共感持っちゃったりして。⇒http://www.satonao.com/archives/2008/03/post_2215.html
でも、なんでガン…? 丸元レシピは、精進料理がルーツで、マクロビオテックにも通じる、菜食中心のヘルシー料理の権威だと思ってたのになあ。うーむ。